Archive for 6月, 2012

次世代がん治療の小型新型機が承認

水曜日, 6月 20th, 2012 | Permalink

副作用が少なく治療効果の高い次世代のがん治療、陽子線治療システムの新型機が米国FDAの承認を取得した。

既存の陽子線治療は、広大な設置面積が不可欠で、膨大なコストが問題だった。

新型の陽子線治療システムは、設置面積を著しく低減することに成功し、同時に信頼性を改善、既存のエックス線放射線治療システムと類似した管理方法や操作方法を用いる事で、経済性、操作性を向上した。そのため、導入コストや運営コストのが大幅に低減されたのだ。

小型で高精度で強力な陽子線ビームががんを治療する新型の陽子線治療システム「MEVIONS250」は、米国のメビオンメディカルシステムズ社が開発・販売している。今後は2014年までに、世界で12台以上のMEVIONS250 陽子線がん治療システムが出荷される予定で、ロバートウッドジョンソン大学病院(ニュージャージ州)とオクラホマ大学(オクラホマ州)への搬入が進行中だ。その後、フロリダやカリフォルニアの病院へ順次に導入が進められる。

高精度で切らないがん治療は今後ますます普及と低価格化が望まれる。

強いお酒と食道がんリスクと治療法

火曜日, 6月 19th, 2012 | Permalink

強いアルコールを飲む人が食道がんを発症しやすい理由は、アルコールを飲むと発がん性物質であるアルデヒドが息に出るからだ。そのため、喉頭がん、咽頭がん、食道がんになるリスクが高いのだ。

種類を飲むと顔が赤くなる人ほど、アルデヒドの処理効率が悪く、がんリスクが高いことが判っている。

食道がんが進行している場合の自覚症状としては、物が飲み込みにくい、引っかかるという症状が出る。食道がんの検査は、食道に色をつける内視鏡色素散布法などを受けることで、早期発見が可能だ。

食道がんの治療法は、
(1)内視鏡での手術
(2)開胸での手術
(3)放射線や抗がん剤での治療
などで対処される。

早期の食道がんは、手術でがんを切除する治療法が多い。開胸で食道がん手術をした場合には、入院から退院までの目安は約1カ月。もしも、がんに広がりあった場合には、手術後に放射線治療を追加するケースもある。体力の回復も考慮すると、仕事復帰までの目安はやはり数カ月間が必要となる。