前立腺がん、閉経前乳がんの新薬治験がフェーズ3へ
前立腺がん・閉経後乳がん治療薬リュープリン(一般名:リュープロレリン酢酸塩)の治験フェーズ3が開始された。
リュープリン(一般名:リュープロレリン酢酸塩)は、独自のマイクロカプセル製剤技術により徐放性製剤として開発された抗がん剤。当初1日1回の投薬が必要だったが、現在では1カ月製剤、3カ月製剤が既に承認済み。
今回は、6カ月に1回投与する製剤の国内フェーズ3を開始する。ちなみに、6カ月製剤は既に欧米では承認発売されている。
治験は、前立腺がん患者、閉経前乳がん患者を対象として、それぞれ約160名の患者登録で実施される。