中高年男性のためのがん予防食

伝統的な日本食を食べるだけで、自然に前立腺がんを予防できる。

遠くない過去まで日本人の前立腺がんの発症率は、欧米人に対してわずか4%程度と非常に少なかった。しかし、食が西洋化した近年は前立腺がんと大腸がんの発症が著しい増加傾向となっている。

中高年の男性に発症しやすい前立腺がんの要因は、加齢に伴って女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスが崩れることが原因だと解っている。

このホルモンのバランスを調整できる成分が、日本の伝統食や豆類に多く含まれているイソフラボンという成分。大豆には“イソフラボン”が多く含まれることから、食毎に大豆が原料の味噌汁、大豆製品である豆腐や納豆をおかずに食べるだけで、自然とがん予防食が摂取されていたのだ。

しかし、現代の食生活では、大豆製品を通じてイソフラボンを得る機会が大幅に減ってしまった。毎食摂取する必要はないものの、納豆や豆腐、豆乳などの大豆製品は積極的に摂ることで、前立腺がんの予防には極めて有効だと再認識したい。その他に前立腺がんの予防には、抗酸化作用が高い成分=リコピンが豊富なトマトなどの野菜も有効。

伝統的な日本食は、前立腺がん、乳がんを予防する優れた機能的な食品だったのだ。

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